10月27日に古川市のひふみ健康院で理学操体 養成コースに参加してきました。
アナトミー・トレインのアームライン(AL)
ディープ・フロントアーム・ライン(DFAL)
スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン(SFAL)
ディープ・バックアーム・ライン(DBAL)
スーパーフィシャル・バックアーム・ライン(SBAL)
の体軸骨格から4つからなる母指、小指、手掌、手背まで走るアーム・ライン。
骨格標本にビニールテープを貼ることで、各ラインのつながり、筋肉の起始停止、筋肉の上下関係を確認しました。
緑のテープはDFAL
赤のテープはSFAL
青のテープはDBAL
黄のテープはSBAL
操体実技練習:Kポジション
Kポジションの前側を下のパターンで練習しました。
・真っ直ぐ前に押すパターン(肩甲骨の補助あり)
・真っ直ぐ前に押すパターン(肩甲骨の補助なし)
・斜め上から引くパターン
動診は、
・真っ直ぐ前への腕の伸ばしやすさ
・斜め上への腕の伸ばしやすさ
・背中側への倒れやすさ
ポイント
・肩甲骨の動きを感じられるか
・ちょっとの動きでいい、欲張らない
操者の座る位置を変えて感じ方の違いを確認したり、手ではなく手首を持って抵抗をかけるパターンを試したりしました。
肩甲骨に操者の補助があると、受け側が自分で押しているのか引いているのかわからない感覚になります。
このわからない感覚の時の方がより効果があるということでした。
斜め上から引くパターンでは、「足を楽にして」の声かけから連動で身体が動いて気持ち良さがわかりやすかったです。