あいうえ整体院お

ギックリ膝

こんにちわ、山形市「あいうえ整体院お」の柴田です。 

数日前の話なのですが、嫁に寝かしつけられているはずの子供が寝室からやってきて、「足の骨が折れたんだって」と私を呼びに来ました。

寝室に行ってみると、嫁がベッドの上で足が痛くて横にもなれず立つこともできずにうんうん唸っていました。

本人的には「足の骨が折れたみたい」と言っているので、やさしく触れて確認させてもらいました。
熱も持ってないし、骨の部分は触れてもなんともなかったのでとりあえず骨折ではなさそうでした。

なんとか数分かけて横になってもらい触診・動診すると、
・右足が痛くて伸ばせない
・右足が中心より内側には痛くて倒せない
・触れると膝裏、腓骨頭、ふくらはぎの奥が激痛
というギックリ腰の膝版みたいな症状でした。

ふくらはぎの奥が痛いと言っていたので、最初に足指を圧痛してみました。
ですが、足指は痛いけど、足が痛くて逃避運動が少ししかできないのですぐにやめました。

もう一度触診をしてどこが今一番痛いか確認したところ、膝裏(腓骨頭の辺り)が一番痛いということだったので、痛すぎないくらいにその部分を押すというか触れる感じで皮膚操法をしてみました。
するとさっきまで痛くて倒せないと言っていた内側にゆっくり膝が倒れてきて、最終的に女の子座りの状態まで倒れました。

少し落ち着いてから元の位置までゆっくりと膝を戻していたら膝から「グッ」という音がしましたが、本人的には別に痛くはなかったみたいなのでもう一度動診をしました。

すると、痛みはゼロにはなっていないけど、膝がちゃんと伸ばせるようになっていました。

足指の圧痛をしてみたら、今度はちゃんと逃避運動もできるようになっていたので一安心。
くるぶしの内顆・外顆の圧痛、アキレス腱のほぐしをして全部で15分くらいで終了しました。

翌朝、状態を確認してみると、残っていた痛みもなくなりもうなんともないということでした。

改めて、どういった状況で骨が折れたと思うほどの激痛が起こったか聞いてみたところ、「ベッドの上で足の位置を変えようと伸ばした」だけなのが判明。
嫁よ、多分、それじゃ骨は折れない (^^;;

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